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「Foster Parent」
 国連に公認・登録されたNGO「Foster plan」が運営している。途上国の貧困問題を解決するために、援助金(5000・4000・3000円/月)を送ることにより、恩恵を享受する地域の子供が1人紹介され、この子供とは手紙等のやり取りを通じて、精神的な交流を育むことが可能となる。約1年に1度、子供の成長記録と写真、実施されたプロジェクトの報告書が届けられる。日本にいながらにして、途上国とのつながりを持つことができる。援助金は銀行、郵便局の口座からの自動引き落としとなり、日本で約5万人、世界15ヶ国の約92万人の人が参加しているというこである。
 この種の活動はとてもすばらしく賛同できるのであるが、こちらに現地の子供たちの顔が全く見えてこないところに問題がある。本当に彼らは手紙を書くことを望んでいるのか、見も知らない異国の人間に写真を見て貰うことを欲しているのだろうか?甚だ疑問がある。そうなると結局、実際に現地に行って子供たちと接し、その現状を身をもって確かめるしかないだろうが、それが正解だと私は思う。
 しかし、これに限らず単に『金だけを出してもらえばいいですよ』っていうやり方、考え方は全てに於いて私は嫌いである。それだけで満足できる様な人間であればよいのであるが、幸か不幸かそういう気は全く起こらないのである。よってリンクもしていない(自動リンクもされない点が痛々しく思える。スペルは間違ってない様に思うのだが…)。